よみもの

SENNOKIはなぜ木にこだわるのか。



SENNOKIは木枠ミラーの専門店。

母体の千代木工は1950年の創業以来、木製生活インテリアを製造してきました。

千代木工が特にこだわって来たのは無垢材で製品を作ることです。

無垢材とは、森に生息する「木」そのもの。

森で育った木を切って、製材して、削って製品に加工していきます。

無垢材は木そのものなので、木目や色合い一つひとつに個性があり、
自然そのままの温かみと触った時の質感に心地よさを感じます。

特にウォールナット・ホワイトオーク・ホワイトアッシュ・アメリカンチェリーなどの広葉樹は、
使い込むほどに味わいが出て、長年にわたって経年変化を楽しんでいただけます。

感度の高い良質な商品や自然志向を重視する方に選ばれることが多く、家具やインテリア・床材として最適な素材です。



反面、無垢材は木の種類によって比重が異なり、加工するためには技術と経験を要します。

40年以上前、日本国内には無垢材使った商品や木部品を製造する工場がたくさんありましたが、
1980年代からは製造業が生産拠点を海外に移す傾向が強まり、国内工場が減少してしまいました。

そんな中で、技術や経験を要しその自然さ故のクレームが発生する無垢材を使っての製品作りは、
安定した質と安価な価格が魅力の突板や人工木を素材とする家具工場へと転換していきます。

ごく自然な流れでした。

それでもなぜ千代木工が無垢材にこだわり続けたのか?

その時に取引のあった卸業者が、海外では出来ない無垢材インテリアを
うちに発注し続けていたからという受動的な理由がひとつ。

もうひとつの理由は、現社長が無垢材で製品を作ることに大きな価値を感じていたからでした。



創業以来74年、千代木工は無垢材を加工して商品を作ることにこだわってきました。
そのファクトリーブランドであるSENNOKIも無垢材の木枠ミラーを販売しています。

使う人とともに時を刻み、経年変化を楽しむ木の文化。

五感に働きかける自然の中に存在したという証。

作る人と使う人、それを結ぶのが森に生息する木々。

木と心を通わせた長年の製品づくりが全ての商品に生かされています。

■SENNOKIについて

https://www.sennoki.com/hpgen/HPB/entries/1.html




店長 岡本 紗季



アメブロもご覧ください。

https://ameblo.jp/kitonuno/



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